バリアフリー施設の調査と撮影

「えきペディア」ではバリアフリーな出入口とトイレを下記の様な考え方で調査・撮影を実施しています。

■バリアフリー出入口
案内の考え方
駅管理区域内の出入口案内:一般的に改札から出口まで交通事業者の施設誘導による。
BF出入口近傍での案内:案内経路で接続民間ビル内EV利用の場合では、当該ビル出入口近辺でEV案内表示が道路施設として整備されていることは非常に少なく、民間ビル設置の場合は概ね小さく、ない場合も多い。このことから、駅入口の存在とEVの存在を乗車系利用者に向けての案内することが特に重要となる。
(なお、ビル内での案内は乗車・降車系ともに、ビル施設管理側の案内・誘導による前提です)

出入口の施設機能確認_BF出入口は7,6,5,4,2

7.段差無し
6.スロープ
5.エレベータ
4.エスカレータ/車イス対応
3.エスカレータ
2.階段昇降機
1.階段

BF出入口現調と写真撮影について

1)ロケーションがわかる写真
2)アプローチ箇所がわかる写真
3)地上部と地下の箇所(デッキもあればその箇所も)
4)利用時間など制約事項確認、必要な場合はEV内も写真押さえ

(A)駅近傍で、駅接続のBF出入口を特定できる写真が必要
動線となっている通りの雰囲気が少しつかめ、BF出入口が特定しやすい写真が有用。
これはまた降車客に対して、どんな所に出るのか案内することにもなる。
建屋の奥まったところであれば、外観を特定しやすい写真が必要。ファサード、ビル入口箇所が写っていると良い。
(B)経路となっている前面道路や主通路からEVに容易に到達できる場合
EV入口部、またはEVサインが写っており、あわせてその周辺環境が分かる写真が有用。EV部分は大きく写っている必要はない。
(C)ビル内EVの場合
その周辺環境が分かるビルを特定できる写真が必要。また車イスで進入できる無段差の入口箇所が何処であるかがわかる写真。(ここから入れば良いのだなと分かる写真)
ビル内での経路がわかりにくい場合は、経路順での写真押さえが必要。

■バリアフリートイレ
案内の考え方
だれでもが利用できるようにと整備されたBFトイレであっても、利用者個々の身体特性(障害の有無や、障害の部位・重複)や介助者の有無により、整備されたトイレ施設も具体的に使用できるか否か異なる。このため、装備された施設機能の項目を文字・記号情報で提供するだけでなく、利用する当事者もしくは介助者がトイレの利用可否を判断しやすいよう、施設状況を写真画像として提供する。
BFトイレの施設機能確認
1)トイレ出入口箇所の扉の開閉仕様の異なりを確認する

1.センサー式
2.ボタン式
3.手動扉
2)便房内設備の確認
4.車イスの利用可否
5.電動車イスの利用可否※
6.オストメイトの設備有無
7.介助ベッドの設備有無
8.ベビーベッドの設備有無
9.ベビーキャッチャーの設備有無

トイレ現調と写真撮影について

1)トイレ入口と周辺状況がわかる写真
2)入口ドアの使用がわかる写真
3)サイト掲載必須の写真(A)(B)
4)利用制約事項あれば

(A)便器・便座を中心にしたアングルで、周囲の設備状況が分かる写真。
便房内の広さ・狭さも合わせて理解できるよう、便座の対角側壁面にできるだけ近付、撮影すると良い。
車イスの寄り付きとの関係があるので、便座下部形状がわかる様に。
(B)上記の写真に入っていない設備、例えば6.7.8.9などの設備を含む写真。
※(A)(B)両方の写真で洗面台部分を含め、房内設備全体が把握できるように留意する。

 

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